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ぐだぐだな日常と、小話と。
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ナイトメアプロジェクトの最新作、
「オズの国の歩き方」を踏破したので感想とか。
紹介記事はこちら

ネタバレ部分は格納してます。
毎日歩いて、15人くらい招待して、つい昨日6章あたりまで進みました。
10人招待でクリスタルが5個もらえるのでセーブスロットの解放は早い段階でできて、
全ての選択肢を見ることはできる状況ではあったんですが、買っちゃいました、不死鳥の羽根。
結構早い段階で不死鳥の羽根(全解放アイテム)を買うこと自体は決めていたんですが、
毎日歩く楽しみを失いたくないのもあってなかなかタイミングが掴めずにいました。

そんな時に「オズの国リリースキャンペーン」で応募していたラバーストラップに当選したというメールが来て、喜びのまま課金。
その後は一気に踏破で、椅子から落ちるほど笑って、読み終わった後ちょっとだけ泣きました。
本当に好きなお話になりました。

※以下、ネタバレとか萌え叫び含めた感想です。※

茂木原は基本的にドロシー総受け思考でものを考えてますのでご注意ください。









全体的な感想としては、本当に宣伝どおり、笑って泣けるファンタジー。
もっと言えば、ツッコミどころの多い王道ファンタジー!って感じでした。
ツッコミどころっていうのは主に、南の国の百合展開とか、その後の腐女牛とか、もろもろ。
ドロシーは、理想の主人公にかなり近い、素敵な女の子でしたね。
常識的で優しくて、前向きで。コンプレックスがあって、食い意地が張ってて、親しみやすい。
若い女の子離れした、自分の運命に対するあきらめの良さというか物分りの良さは、彼女の半分に流れる「ドロシーの血」が大きいと思うので、違和感はそんなにありませんでした。
web小説とか読んでるとすごい自己犠牲型聖女みたいな女の子が時々いるんですけど、
美しいのはいいとしてもっと自分を大切にしろよって思っちゃいますよね。

ここからは旅の仲間について少し。

クロウ。
クロウ、チェシャ猫を彷彿とさせるのん気&バイオレンスなキャラでしたが、
普段はチェシャ猫より話は通じましたね。枕を切り裂いたり脳みそほしがったりするのは
完全にナイトメアプロジェクトだな~って感じでしたが。
ネムリゲシのとこで必死にがんばるクロウ、かわいかったですね~普段のん気なキャラが緊迫した状況で仲間のために必死になるっていうの本当好きです。手先が器用だったり、迷いなく自分の手を切り落としたり、不思議な魅力のキャラです。あらゆる意味で予想がつかない。
ところでさあ……………
…あれ、体の中身結局なんだったんだよ!!!!!!!!!!!!
謎のまま終わらされてそこめっちゃ消化不良です。
あと、椅子から落ちるほど笑ったのは彼に脳みそ入った例のキャラ絵です。
しばらくその先読む勇気が出なかった。どんなホラー展開よりSAN値直葬だよ!!!
この衝撃のお陰でその後のレオンとジャックの変貌を冷静に受け止められました。
全くありがたくないよ。

次にジャック。
ジャック、ジャック、なんて素晴らしいロボットなんでしょうか。
最初から最後まで、純朴な従僕で、最終兵器執事でしたね。
愛しのドラム缶が、まさかのピノキオのラストみたいなことになった時は正直困惑しました。
別の意味で最終兵器執事になってるよ!!!そら逃げるよドロシーも!!
私は美女と野獣で野獣が人間になる展開にがっかりするタイプの人間なのですけど、
ジャックはそれすらも萌えでした。
ジャックかわいいよジャック。なんだろうあの破壊力。
「元ロボットの人間」という萌えに目覚めさせられた私の明日はどっちだ。
結局変身解除で元に戻って、ホッとしたような気もするんだけど、欲を言えばロボットに戻る前に一度ドロシー抱きしめといてほしかった。アッカーマン製作所さん、触感センサーと味覚センサーと、それに伴う心地よさを感じる機能の開発を急いで。
…という話はともかく、ジャックがドロシーのために温かい涙を流したっていうそれだけでもう私は昇天できます。泣きそうになったのはこのシーンとラストです。キコリが泣くのは原作準拠だよね何気にね!この描写どうするんだろうと思ってたらまさかの人間化だったね!
人間になって自由意志を得てもドロシーを主人として慕う気持ちは揺るがなかったジャック。短期間でも人間になったことで「人間の心」を知ったジャック。きみは本当に最高で完璧なロボットです。ドロシーといつまでも幸せに。

お次はレオン。
居丈高なお子様だったレオン、まさかマンティコアになるとは…。
レオンは成長を見守るのが楽しいキャラでしたね。
絵もたくさん用意されていて、翼が生えることは予想できましたがその先はちょっと予想外でした。中身が幼いまま大きくなっていたらと思うと、空恐ろしい。
小さいうちにドロシーに出会って良かったなぁ…としみじみ思います。
ドロシーがお姉さんのような、お母さんのような……短絡的でおばかでしたけど、怖がったり喜んだり、感情が一番わかりやすいキャラでした。
ドロシーの湯たんぽになったり、皆を乗せて運んだり、凄く重要な役割をたくさん果たしてくれて…最後のほうはもう、レオン…立派になって!って親の気持ちになりました。
暴君タイプのキャラって本来あんまり好きじゃないんですけど、ドロシーとジャックの躾でだいぶ矯正されましたし、これからもどんどん成長するんだろうなぁと思うと今後が楽しみなキャラクターです。

そして、トト………あらため、オズ。
キャラとしては正直ドツボです好みですシナリオライターさんの手のひらの上です。
余裕ありげでトラブルを楽しむ態度とか大人としての冷酷さとか責任感とか、
オズ大王として、ドロシーを犠牲にしてでも守ろうとした世界を、
ドロシーを見守ってきた者としてドロシーのために犠牲にしようとする狂気を一瞬
ちらつかせてみたりとか、もうあのたまりませんね。腹が立ちますね。
ところで正体が判明した時一番気になったのは犬になってる時うんこどうしてたかなんですけど、ドロシーがよく出歩く犬だって言ってたので普通にどっかトイレとか人目につかないとこでしてたんだろうな。ドロシーのお風呂同行を拒否する紳士だもんね。流石にね。
いくらグルメと言ってもごはんはドッグフードが主だったと思うんだけどそこには文句なかったんでしょうかね。あと犬種が柴犬じゃなくて良かったね。芝だとおしり丸出しだもんね。
あとトト、位置的にドロシーのスカートの中丸見えじゃないかと思うんですけどね。羨ましい

トト=オズということを把握してから読み返すとまた色々楽しいんですけど、途中途中でドロシーをめっちゃペロペロしてますけども。あれ脳内でそのままオズに変換すると何のプレイだ。
多分オズに変換すると手のひらを当ててるぐらいの感じなんだと思っておきます。思わせてほしい。
……下世話なことばっかり考えてるわけじゃないです。
先代ドロシーに同行してたケララってオズなんでしょうけど、彼らは普通に魔女と会話したり、泊めてもらったりしていたんでしょうか。なんにせよ、女たらしは罪ですね…。ドロシーをお嫁にやらなくて済んだ時号泣してましたね。父兄的な気持ちなんだろうけど、いっそドロシーと結婚しちゃえば?しないんだろうけど。
オズドロくっそ萌えるんだけど、オズのドロシーへの気持ちって、大事には違いないんだけど父兄的なものが多いから、恋愛的な方向には物凄く発展しづらい(先代ドロシーや北の魔女のモヤモヤもあるし)と思うんですよねぇ…難儀だな…。

旅の仲間とは別に、私の心をつかんだのはハバタキウオのネイサンでした。
感情の薄い丸い目で見つめられてちょっとだけ軽蔑したような口調でたしなめられたい。
切れ者のくせに鈍感王で……もう……蓮の花渡しに行きたいですよね。GO!ドロシーGO!

いつでも読み返せるようになったし、今後も感想書いたり
もそもそファンアート描いてブログに上げたりしていきたい。

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