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ぐだぐだな日常と、小話と。
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こんばんはー!
なかなかブログ書く暇のないアレですが、
歪みの国のアリス書籍化、ナイトメアサントラ発売。
ナイトメア界隈は大盛り上がりですね。
勿論歪アリの小説版は予約しました。届くのが楽しみです!
サントラも折を見て予約しようかと。

ところでこのお祭りで、プチ真夏のナイトメアが行われてますね。
で、オズ限定質問ナイトメアなんですが……続きは収納。
追加エピソードのネタバレも入ってきます。


…あの、

皆さん結構欲望丸出しな質問しますね!

質問の端々から伺えるみなさんの推しカプのチラつき具合や
回答の奮闘具合に笑わせていただきました。
夫婦の寝室にまでついてくるカカシ枕ってそれ色々と詰んでませんか。

そしてハイパーグッジョブな質問ありましたね!。
そう、ドロシーの本名です。遥ちゃん。はるかちゃん……超似合う。
いやーなんかもう、超納得しました。サムデイ オーバー・ザ・レインボウ。
遥かなる虹を越えて。なるほどね。

名前を知ると、是非ともオズに呼んでほしいなーと思ったんですが…
追加エピソードの過去話でも、オズはドロシーのこと一貫してドロシー呼びでしたね。

これについては脊髄反射でモヤッとして
「それはお前が昔惚れた女の名前だろうが、娘みたいに思ってるなら本当の名前の方で…」
みたいなことをツイッターでぶちまけてしまったんですが、
逆にそれはオズのやりきれない思いを表しているのではと思いなおしました。

オズは、「遥という少女の愛犬であり、保護者」としての自分と決別して、
この世界から、優しい両親から、希望に満ちた未来から永遠に「遥」を奪い去ってドロシーに仕立て上げる「オズ大王」としての自分になったのではないかと。

オズにとってドロシーは、(たぶん)愛した人の孫であり、成長を見守ってきた娘のような存在であり、また、世界を救うための生贄でもある、その間でずっと揺れてきたんですよね。
オズはきっと、普段の生活の中ではドロシーを「遥」と呼んできた…少なくともそのように認識してきたのではないかと思うんですよ。

ただ、追加エピソードのあのシーンは、オズ自身が「この子は世界を救う役目を果たさせねばならない、そういう決まりなのだ」と自分に言い聞かせなければならない場面でした。
国を守るために、自分の身より大事なものを捨てる必要がありました。
20年近く傍で成長を見守ってきた、守られるより守る方が性に合ってる、頑張りやで、食い意地が張ってて、ちょっと流されやすい女の子をです。

もしオズがあの場面で彼女を「遥」として扱った上で「天秤を傾けた」なら、より残酷なシーンになっていたかと思います。
オズは天秤を世界に傾けるために、自分の中の「遥」を殺し、「ドロシー」にしたのではと感じました。
(勿論殺しきれるわけないし、本編後半で「父親」としての狂気も見せてくれたわけですが。)

オズとドロシーを見ているとどうしても、和田おじさんと亜莉子のことが脳裏にちらつきます。
父親ではないが保護者、好きな女性の忘れ形見。
この辺りの関係性の類似は、シナリオライターさんの趣味をひしひしと感じるわけですが、
和田おじさんは亜莉子の母親に思うところがありつつ、亜莉子を守ってやれなかったことを悔いて、亜莉子の保護者としてがんばっていますが、オズは逆に愛した人の孫を犠牲にする決断をしなければならなかったわけで。とてもつらい。
tkmrとは違うのだよ。
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