ぐだぐだな日常と、小話と。
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小説の本編が全くもって進みません。
あははは。
あはははは。
‥‥‥That's 現実逃避。
追記に会話のみのアルケン小話。ほんとにしょーもないです。
*だるい一日*
「‥‥おい、エアル」
「何ですか、テア様」
「だるい」
「そうですか」
「そうですかとは何だ」
「だってだるいのはいつものことじゃないですか。私だってだるいです」
「‥もう嫌だ。この、暑いと唸るほどでもなく、
さりとて涼しいなどとは到底言えない、生ぬるい空気の中で‥」
「同じような作業を延々と続けるのは?」
「そうだ。逃げたくなるだろう、これは」
「逃がしません。なぜなら私も逃げたいから」
「それなら一緒に逃げればいいだろう‥もう嫌だ」
「それは愛の逃避行という奴ですか」
「いや、ただの逃避行だ。現実からの逃避行だ」
「素敵ですねー。ぜひとも逃げたいです。現実から」
「逃げるか」
「ではテア様窓からどうぞ」
「何階だと思っているんだ」
「あの、浮遊術でも」
「だるい」
「じゃあなしでどうぞ」
「死ぬぞ」
「じゃあ仕事に戻りましょう」
「‥‥‥‥‥だるい」
「そうですか‥‥ところで、先ほどから何度このやりとりを繰り返したと思います?」
「‥‥かれこれ‥5回目だな‥」
「数えてたならいいかげんやめましょうよ‥‥だるいです」
「‥そうだな‥」
そんな初夏のだるい一日。
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