ぐだぐだな日常と、小話と。
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オープンキャンパス行ってきた。
なかなかよさそうな学部ですた。
学食のカレーはちょっと辛かったので、
フロスト嬢に1/2を譲渡し、フロスト嬢のラーメンを2/5ほど貰いました。
帰りに素敵な民族音楽のユニットの音楽を聴いてCDを衝動買いしてしまいました。(馬鹿
結局今日も勉強しなかった自分を殴りつけたい。
ポップンミュージックとかやってた自分を怒鳴りたい。
IDMクリアした自分を少し褒めてあげたい。
小説エピローグ的なものをあげます。
この章はこれで終わりです。
* 絵空の壁 * エピローグ *
「‥‥これは‥‥何と言うか‥見事だな」
「でしょう?」
限りなく澄み渡った空の絵の前で、私達は感嘆の息を漏らしていました。
翌日、その壁のところに行くと、以前見たような、むしろ、前よりももっと美しい青空が描かれていました。
そしてその横には、高価そうなローブをペンキだらけにして、壁によりかかって眠っているハスヴァルさんの姿が。
「‥寝ちゃってますね」
「蹴り起こすか?」
「冗談言わないで下さい。疲れたんですよ」
こそこそ話している声が聞こえたのか、長いまつげの下から絵と同じ‥いえ、もっと深く澄んだ色合いの、碧と呼ぶに相応しい瞳があらわれました。
「‥‥お前達か‥‥どうだ、約束は果たしたぞ」
ふて腐れたような響きの中、少し誇らしげで、また尊大さとひねくれ加減が戻ってきたみたいです。
「偉そうに言うな‥」
むっとしたようにぼそりと呟いたテア様の言葉を遮るようにして、私は声を上げました。
「凄い‥‥素敵です。とても綺麗、本当に綺麗です!!」
「そうか‥それは良かったな」
あ、発言が可愛くないです。あくまで他人事のように言わないで下さい。
「もう消さないで下さいね、ハスヴァルさん」
「‥スヴァでいい」
「スヴァ?」
「‥‥そう呼ばれていた」
ハスヴァルさん‥スヴァさんは、誰にとは言いませんでした。でも、言われずとも分かります。
「‥そうですか、じゃあ、そう呼びます」
敢えて何も触れず、いたって普通の表情で頷くと、スヴァさんは少し瞳を左右に動かし、あらぬ方向を見ながら言いました。
「‥‥お前は」
「はい?」
「名前」
「‥ああ!えっと、私はエアル=レアルと申します。賢者の秘書をやっています」
「エアルか‥」
「魔法薬には私もお世話になるかもしれないので、そのときはよろしくお願いしますね、スヴァさん」
「ああ、エアル」
と、こほん、と少しわざとらしい咳をしたテア様が、懐から書簡を取り出しました。
「ハスヴァル=フランマーレ。貴公にいい報せがあるようだ」
「‥何だ?」
「フォルデルカはクザンの魔術師の亡命を正式に許可した」
「‥‥だから何だと言うんだ‥今更」
スヴァさんは、虚空に視線をやって投げ遣りな口調ではねつけましたが、テア様は重ねて言いました。
「先日、クザンとの国教付近でクザン人数十人が保護され、ヴィータ騎士団の護衛のもとで、王都へ送り届けられた。多少の手傷は負っていたようだが、その中には、魔術師カレジアス‥貴公の師もいるようだ」
彼が握り締めていた筆が、いくつかの雫とともに地面に落ち、青空と同じ色の絵の具がじわりと広がりました。
今は雨模様かもしれないけれど、彼の空も、そのうち綺麗に晴れるときがくるかもしれません。
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やっと終わった。
なので、そのうちまとめてサイトにアップしようと思います。
‥‥いつになることやら。
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